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多摩森林科学園2017年春の企画
「南国でも愉しめる桜」
多摩森林科学園では、春のサクラの時期に合わせて、毎年テーマを決めてサクラの展示を行ってきました。今年は南国の桜に注目します。沖縄のカンヒザクラに代表されるように、南国では東京と異なるサクラが見られます。そこで、伊豆半島や紀伊半島などを含めた南国の桜を紹介します。
科学園サクラ保存林にも、柳田の緋寒桜(カンヒザクラ)や結城の霧社桜(ムシャザクラ)など南国由来の桜が植栽されています。園内の散策用に南国由来の桜を紹介する桜めぐりマップを配布いたします。また、森の科学園では、南国の桜の特徴を紹介する解説パネルを設置し、寺澤秀治氏と中西一登氏による「南国の桜」写真展を行います。その他、‘稚木の桜’、‘久米の桜’を公開いたします。
![]() ムシャザクラと‘河津桜’ |
![]() カンヒザクラ |
"みなみの桜"©HideharuTerasawa |
"老桜"©KazutoNakanishi |
寺澤秀治TERASAWAHideharu
主に風景写真を撮影するフリーランスフォトグラファー。雑誌などの依頼写真撮影の他に、五箇山生活館(富山県)、環境エネルギー館(神奈川県)などの展示写真を撮影。文学作品の舞台をテーマとした写真と文章を5年にわたり雑誌表紙に連載した。フォトライブラリJena(イエナ)メインカメラマン。
中西一登NAKANISHIKazuto
サラリーマンとして仕事をしながら桜の撮影を始めて22年。九州から北海道まで桜前線を追いかけること5回、桜花の華やかさやはかなさに魅力を感じます。これまでに国内で1350ヶ所近くの桜を見ましたが、これからもたくさんの名所・名木に出会いたいと思っています。
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案内図
紹介しているサクラ:柳田の緋寒桜(カンヒザクラ)、新宿の寒桜(‘寒桜’)など18栽培ライン
2016:知ると楽しい北海道の桜
2015:みやこの桜を愉しみましょう
2014:染井吉野をもっと楽しむ
2013:サクラ保存林で見る八重桜
2012保存林で見る東北の桜
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