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多摩森林科学園2019年春の企画
「吉野熊野の桜」
吉野のヤマザクラは平安時代以降、日本を代表する花見の名所として知られてきました。一方、2018年に熊野地域から発見された新たな野生種クマノザクラが大きな話題となりました。そこで、今年は紀伊半島の吉野・熊野のサクラに注目し、紹介します。
サクラ保存林では、増殖されたクマノザクラを東京で初公開します。また、クマノザクラを含め、ヤブザクラや‘はるか’など、2014年以降に新しく植えられたサクラを紹介する桜めぐりマップを配布します。
森の科学館では、吉野熊野の桜を紹介する解説パネルを設置し、寺澤秀治氏と中西一登氏による写真展をおこないます。
![]() クマノザクラの花(和歌山県那智勝浦町) |
![]() 自生のクマノザクラ(和歌山県串本町) |
寺澤秀治TERASAWAHideharu
桜と鉄道を愛するフリーランスフォトグラファー。日本全国の桜を撮影し、20年にわたり、毎年のように桜の写真展を開催している。フォトライブラリJena(イエナ)メインカメラマン。
中西一登NAKANISHIKazuto
サラリーマンとして仕事をしながら桜の撮影を始めて24年。九州から北海道まで桜前線を追いかけること5回、桜花の華やかさやはかなさに魅力を感じます。これまでに国内で1500ヶ所以上の桜を見ましたが、これからもたくさんの名所・名木に出会いたいと思っています。
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案内図
紹介しているサクラ:10栽培ラインの解説と園内の観察ポイント
2018:老大木を知る楽しみ
2017:南国でも楽しめる桜
2016:知ると楽しい北海道の桜
2015:みやこの桜を愉しみましょう
2014:染井吉野をもっと楽しむ
2013:サクラ保存林で見る八重桜
2012:保存林で見る東北の桜
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