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潮害

森林保険では、高潮又は潮風による枯死などの損害に備えることができます。

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潮害による被害の特徴

潮害には、強い潮風に含まれる塩分が枝葉に付着して発生する「潮風害」と、高潮により林地が長時間海水に浸水して発生する「潮水害」があります。潮害による損害は、葉が変色・落葉して枯死に至るものと、枯死には至らないものの被害部に新芽が群生してほうき状になり、経済的価値を損なうものがあります。潮風害で枯死した場合、暴風でもまれて幹の内部に年輪剥離や繊維切断が生じることがあり、木材としての利用価値が低いものが多いとされています。

【降雨】雨量が少なく暴風の継続時間が長い場合や、暴風の最盛期より前に雨の大半が降り止むような場合は、多量の塩分が付着したままとなるため激しい被害になりやすい

【樹種及び林齢】ヒノキやスギは弱く、クロマツが最も強い。若い組織ほど塩分への抵抗性が弱いため、幼齢林の被害では枯死するものが多い

また、潮害を受けるおそれが最も大きいのは海岸沿いの低地や海に面した斜面の森林ですが、時には内陸部まで被害が及ぶこともあります。

参考:森林研究・整備機構の「森林と潮に関する研究等」

森林保険の保険金支払実績(潮害)

お支払い事例(潮害)

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