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更新日:2025年9月19日
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サルスベリ(Lagerstroemia indica、ミソハギ科)
森林総合研究所四国支所の正面玄関脇の植え込みには6株のサルスベリが植栽されており、夏の暑い盛りにその鮮やかな紅色の花で私たちの目を楽しませてくれています。
サルスベリはミゾハギ科の落葉紅葉樹で中国南部が原産、江戸時代以前に渡来したとされています。「木登りが上手な猿でもすべるほど」とされる滑らかな樹幹表面が特徴で、その名前の由来にもなっています。名前の「すべる」から縁起が悪いとされることもあるようですが、公園や庭木としてよく植えられています。
また、別名の「百日紅」は花期が長く7月から9月までの100日も咲き続けることからきていて、長く花を楽しめるのも人気の理由でしょう。写真は8月下旬に撮影したものですが、初期に開花した花は、すでに実になっています。
2025年8月22日 高知県高知市朝倉西町
(写真と文:後藤 秀章)
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